あさがやの日記超番外編其の壱

史上最○の焼肉大会


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当時2002年12月の半ば。
其れは、ある日の阿佐ヶ谷の発言から始まった。
「初バイト代降りたら肉奢ってやるよ」
これだけ聞くと誰もが「ネタだろう」と考えるだろう。
言った当人も、半分はネタのつもりだった。半分は――――


そして幾許か時が過ぎ、今現在2003年2月。
相変わらず寒い日々が続き、吐く息も当然白い。
知ってる人は知っているだろうが阿佐ヶ谷の頭の中には1月分のバイトの給料をどう使うかで一杯だった。
…嘘である。
ホントは「頭文字D」のアーケード版の攻略方法をずっと考えてたわけだが。
暇を持て余していた2月23日。
前もってアポを取っていた友人(彩薙氏)宅まで自転車を走らせる。
走らせるたびに思い出すのだがいいかげんこの自転車に絡まってる紐を解いたほうがいいのではと。
生憎そんなことは容量の低い阿佐ヶ谷の頭の中には残らないのだが。
しばらく彩薙氏の家に立て篭もり、本を読んでいた。
数十分してからA氏に電話を掛けて呼び出す。
彼のPCでROをやりながら、世間話で盛り上がっているとその中に連休の話が持ちあがった。
「焼肉やらねぇ?」
A氏の発言から始まる、この企画の発端。
その後とんとん拍子で企画が進んでいく。
”焼肉用のプレートがウチに(彩薙氏の家)あるからウチでやろう”
”じゃあ焼肉代は阿佐ヶ谷持ちでな”
”じゃあ昼に食べよう、水曜日な”
…ここは重要な場面ではないのでホントは松屋から帰るときだったとか細かいところは抜き。
気付いたのもう途中まで書いた後だったし。

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来る2月26日。
二度寝に二度寝を繰り返し午前10時30分頃起床。
午前11時にA氏宅に集合にも関わらずこんな時間に起きる。
適当な動きやすい服を選ぶと、ネタ仕様にデジカメを持っていく。
…使えないのを知りながら。

自転車を走らせ到着。
予定の時間を過ぎていたりするのだが。
ドアの前に行く前にA氏がいきなり出てきてステキゲームの所持を頼まれ、バックに詰め込む。
そのまま自転車を走らせスーパーへ。
肉のコーナーまで来る。が、ここで阿佐ヶ谷君、重要なことに気が付いた。
「…焼肉用の肉ってどんな肉だ…?」
馬鹿である。バカである。バーヤである。
こりゃあもう一緒に来ていたA氏の額に肉と書いても良いぐらいのバカである。
なんにせよ、ステーキ用の肉ではないことは確かであるが。
それっぽい感じの広告の品と書かれた豚肉を何パックか籠に放り込む。
ジュースにジンジャエールを買い、おやつにわさビーフとポテトチップののり塩を買いレジを通る。
占めて1594円也。
思ってたよりも安く済んでほっと一息。
買出しも済み、いざ決戦の地へ。

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こんこんと階段を昇り、到着。
インターホンを押して待つこと数秒、出てきました彩薙氏。
まずは一枚激写。
早速ネタ仕様です。
中に案内される途中に、まだ米が炊けていないと告げられる。
なんでもあと8分だとか。
まぁ其れくらいならいいかなということで買ってきたものを机の上に置く。
彩薙氏が買ってきたものを含めると結構な量に。
これで全部
こんなに食えるのかと些細な疑問を抱きつつ焼肉大会スタート。
焼肉大会スタートに盛り上がるA氏(右)と彩薙氏(左)
最初に彩薙氏が買っておいた牛タン(だったハズ)を焼こうとして、箸で突つく。
いつの間に彩薙氏がタオルを頭に巻き戦闘準備万全に。
…肉とれねぇ!
凍ってて肉がはがれません。外れた一枚だけ焼いて、氷が溶けるまで放置。
次に豚と牛を焼くことに。
こちらはちゃんと外れるのでどんどんとプレートに置いて焼いていく。
…ここで文面では地味だったA氏が本性(?)を表しました。
焼肉に欠かせないものに変化していきます。
キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!
焼肉奉行キタ━━( - _-)_-)_-)_-)_-)_-)_-)_-)_-)━━ッ!!
ゴゴゴゴゴ
焼肉奉行変化するA氏
と同時に彼の文面での呼び方は奉行様に変化。
「奉行様、肉をひっくり返してくれ!」
「おう、任しとけ!」
焼けたもんからどんどん人の皿の上に放り込んで行きます。
次に塩カルビの登場。
なかなか大きいのでプレートの上を結構な領域で塞いできます。
焼ける肉
「奉行様、空いてるスペースにおいてくれ!」
「この野郎指で指すな!」
次々と置かれじゅうじゅうと焼けていく肉。
なにか面白いものやってないかとチャンネルを回す彩薙氏。
一段落を見つけては食べてみる肉。
油が跳ねて怒る奉行様。
実は中まで焼けてない肉。
焼肉についての昔話を始める奉行様。
それでも焼かれていく肉。
野菜の無い焼肉大会。
ステキゲームことドラゴンボールZのオープニングムービーを見ながら食べる焼肉。
お茶碗の上のご飯が無くなり、まだあと2パック残ってるところで一旦焼肉大会中断。
今はこれ以上食えねーよということで。
( ´_ゝ`)ノ ---===≡≡≡ 卍 シュッ!

その間にステキゲームをやろうということに。
格ゲーが苦手な自分は奉行様と彩薙氏のやってるのを見てました。
観戦中の著者
気功弾跳ね返しあってるのを見てたり。
懐かしのドラゴンボールトークで盛り上がりましたよ。
彩薙氏がジンジャエールとペプシコーラを混ぜてたりとか。
奉行様がまだ肉を食べ終わってないのにおやつを食べようとしてたりとかで。
続けてガンダム戦記に突入。
これまた後ろで見てたり。
ジオンの協力戦で奉行様旧ザク、彩薙氏ケンプファーでやってました。
彩薙氏のケンプファーが倒れたところで、焼肉大会第2戦に移行。
残った肉を焼く。
訳、役、約、妬く、焼く。
そんな最中、こんな会話があったり。
焼肉を広げようと頑張る著者
「オイ、手が震えてるぞ」
「しゃーないだろ、俺は左利きなんだ」
彩薙氏の指摘にこう答えた阿佐ヶ谷君。
「いや、利き手で震えてるじゃん」
…分かっていらっしゃる。伊達に長い付き合いしてませんな。
「奉行様、肉を広げてください!」
「テメーがやれ!」
…そんなこんなで。
残った豚肉を全て食べ終わり、お片付けタイム。
床に散らばった発泡スチロールとビニールを拾い集めたり、食器を洗ったり、プレートについた油を拭き取ったり。
全て終えた所で、ガンダム戦記を続ける。
選手交代で彩薙氏に代わり阿佐ヶ谷君です。
焼肉の終わった奉行様と連邦で協力戦。
しっかしまぁなんで協力だと1ステージしかないんだろう?

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その後はマターリ進行。
ステキゲームをやったり、彩薙氏に答えを教えたり。
時間も時間で、もう帰るかという頃奉行様が体調の不備を訴え始めました。
生焼けで食うからだよ。
と、思っていたのも束の間。
奉行様と別れた後、ビミョーに体調が悪くなり始めました。
うー、あー…
全然大丈夫でしたが。

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おしまい。